どっちでもいい方とお出かけ。
どっか行きたいとこあるか?
・・・・・・・・・・・・・・別に・・・・・・・・・・・
10秒かかる。予想通り。
苦痛な一日が始まる。
いつか行きたいと思っていた真下慶治記念美術館。
隣に鎮座する、道連れババアに行先告げずに北にむかって走り出す。
〜どこに行くの?〜
一般的な人は聞くはずだ。
男でも女でも子供でも。
ヤツは一切聞こうともしない。
興味が無いのか、オレと一緒にいるのが嫌なのか、オレにも解らない。
今に始まったことじゃないのは承知だが、
休日にガキなしで出かけるのは滅多にない事なので、
何かリアクションを期待してたのだが無理だった。
到着。初めて口を開く。
なぁーにぃーこご!?!?
真下慶治記念美術館!
はぁ???
こんなやり取りである。
こんな片田舎にこじんまりしたオシャレな建物!
へぇ!感動、オレ。(ヤツは解らない)
駐車場満車状態。あらまぁ混んでます事。
混んでないところを目的に外出してきたので、ちょいとガッカリ。
こんにちは!入場するや否や、受付の方が
「今、コンサートやってまして賑やかにしてます。すいません」
えっ?んじゃコンサート観てもいいんですか?
「大丈夫ですよ!、どうぞ」
あら、バイオリンの二重奏だ。
ガラス越し眼下に流れる最上川を背景に、女性二人の素敵なデュオ。
駐車場満車はご覧になってる皆さんだったよう、40人もの方。
20分くらい数曲拝聴かせていただき、大満足。いがった♪
連れの方も楽しんでいただいたようだ、と思う。
帰り受付カウンターで、このバイオリンのコンサートチラシを拝見。
ワンドリンク付き当日券¥2,500の入場料の文字発見。
えっ?入館料¥300しか払ってないけど・・・やばい、
ありがとうございました〜と二人でご挨拶して、
ババアを押し、そそくさに出てきた。