先日のNHKでのプロフェッショナル。
クリーニング店店主。
どんな汚れやシミも落とし綺麗に。
1人の師との出会いから生涯職人の道へと半世紀以上。
出来上がった服を届けにお宅まで。
「洗濯屋のくせに玄関から入るな」とまで言われた裏方の仕事、辛かった。
今は「母の形見の服のシミを落としてください」と依頼が殺到。
様々なご経験をされた。普通の仕事は「満足は与えるけど感動はしない」と。
オレの心にグサッと刺さった一言。
お客さんを感動させる事が必要だと。
大枠でのバイク提供の職業。
「バイク」だけで満足される、しかも安ければなおさら。
しかしその後の「提案」がなければ「感動」はしていただけない。
むろんこの「満足」だけでご納得いただけるみなさんが多いのは現実。
オレもこの道を仕事と選んだなら感動を与えなければならないと。
なかなか治らないバイクの病気が当店で治ったとか、
いいバイクをいただいた等、わずかな感動の声もいただく。
しかしこの店主に比べてたらまだまだ未熟な自分。
常に皆さんから感動していただけるようにならなければとあらためて。
昨日YAMAHAさんのNEWモデル発表会。
MT−09に続きMT−07、
Ninja250に対抗してYZF−R25。
試乗させていただいて「満足」したバイクであるのは間違いない。
ただ皆さんに買っていただくだけだったら誰でもできる。
その後の「感動」のための作戦をご提案するのがバイク屋である。
さあーて、どんな作戦を企てるか?
・・・何もできずに時が過ぎる・・・
ここにきて各メーカーさんの熱い戦いが面白い。