大差で1セット勝利。
2セットも楽勝でこの試合は勝つな。
誰もが疑わない試合内容。
ゼッケン1番のエース、キエちゃんがフル回転。
サーブにスパイク、常に彼女を中心にゲームが組立られる。
中学校1年の下の娘の新人戦、バレーボール。
小学校からやっていたので、やつも先発メンバーでフル出場。
キエちゃんは小学校でのスポ小の先輩で、彼女を慕って中学校でも。
娘にとって初めての大きな試合。
オレも応援に。
2セット目、開始直後キエちゃんが、スパイク着地で足をひねったらく、動けない状態。
わーお!!
このいい流れでエースの交代、嫌な予感。
直後、相手に10点位連続ポイントを許し、2セット目は奪われる。
3セット目、動けないキエちゃんを投入。
前衛でもスパイク出来ないのに、彼女にボールがトスされる。
最後競り合うも、2点差で敗戦。
応援する方も辛かった。
涙を流し、うなだれる姿。
あの流れから行けば圧勝のはず。
絶対的エースの存在。
しかし、この敗戦は大きな収穫であったことを理解して欲しい。
わかったか娘!
エースに頼りきっては自分の成長も鈍化する。
いつかこの悔し涙が、うれし涙に変わる事に期待する。
当店、オレが離脱しても大丈夫なはず!