第五戦。
熱いファイターズファンで埋め尽くされた札幌ドーム。
勝敗はどうでもよかった。
甲子園の決勝でマー君と投げ合った時の躍動感あふれる投球ホーム。
スポーツ選手らしい爽やかさが滲む好少年。
大学からプロに進む時も、どこそこの球団以外は入団しない、
などのわがまま言わず、「日本プロ野球株式会社」に入社。
たまたま赴任先が日本ハムファイターズ。
斎藤祐樹投手。
我が子もこんな青年に成長して欲しい、と多くの親が思ったに違いない。
そんな彼が今季、開幕投手を務めるも、
途中、二軍落ち。最後に一軍にあがり、日本シリーズで登場。
昨日は残念ながら敗戦処理で。
地元でのファンサービス目的もか。
投球フォーム。
下半身が突っ立ってて、低目にコントロール出来ない。
にわか解説者のオレ。
甲子園での全身投球のイメージが無くなっている。
プロに入って見た時から同じ。
オレの小学校時の野球チーム名は、
「少年ファイターズ」
野球に明け暮れた毎日。
面白くてしょうがなかった。
キャッチャーもやってて、
わざとショートバウンドを投げてもらい、捕球練習もした。
ユーちゃん。
楽しい野球、投球が出来ない感じ。
甲子園を湧かせた、自分も見てる方も楽しい野球をして欲しい。
結果が収入につながる世界。
わかってて飛び込んだ世界。
オレも同じ。
冷凍庫のドアを開けっ放し。
イチゴアイスが解け、固まったら、
サリーちゃんのパパみたいになっちまった。