５０年も経つのか。
小学校学校帰り。
お腹ペコペコの夕暮れ。
我が家に向かう途中に母方の実家。そして明治生まれの祖母。
毎日祖母の家に立ち寄り、ばあちゃん！腹減った！
たやさぬ笑顔で迎えてくれ、
今日も味噌おにぎりな♫
白米のおにぎりに自家製の味噌を全周に塗りたぎったシンプルなもの。
コレがたまらない、半世紀前の思い出だが鮮明に光景が浮かび上がる。
祖父はテレビで相撲観戦を独占し、
孫のワタクシが観たい番組を譲るなんて事は全くなし。
ちょー頑固ジジイ。
懐かしい。

自粛解除で、さぁ宴会でも！
と同級生と昨晩　まりぼう　さんへ。
事前にわがままオヤジたちのメニューをリクエスト。
仕事終了後の空腹感で伺うので「焼きおにぎりでもお願いできるかしらん？」
お安い御用でーすよ！

いざ乾杯！
リクエスト通り、醤油焼きおにぎり！
なんとそして「味噌おにぎり大葉包み」！
あららららら、そこから前述の昔話になったわけでござる。

しわくちゃな祖母の手で捏ねられた、絶妙な硬さと塩っぱさ。
まりぼうさんでの逸品をいただいてタイムスリップ。
たかが味噌おにぎり、されど味噌おにぎり。
おやつだったあの頃、今おやつでは重すぎる。
お店で残ったおにぎりを包んでいただいて、今日の朝食に一個。
これで予想通りいい１日を送れたことに感謝、感謝。
ワタクシに孫できたら握ってあげよう！
ん？学校帰り　まりぼう　に寄ってきな♫の方が良いようだ。