大好きなカド(にしん)。
毎年、新庄市のカド焼き祭りに行きたいと思っているが、
バイク屋のシーズン真っ盛りのため行けずじまい。
定年後の楽しみの一つにとっておこう。
カドは美味いのだが難点が1つ。
小骨が多い。
10年も前だろうか、喉の途中に骨がつっかえり、
指を突っ込んだり、水をがぶ飲みしたり試しても取れず。
一晩寝たら取れるべな!と朝起きてもNG。
気になってしょうがない。
ワタクシのとった行動。
近所の歯医者にかけこんだ。
「恥ずかしい話ですいませんが、こうこうこう言うわけで・・・」
はっはっはっ!!!診てみますよ〜
ハイ!とれましたよ、喉のお肉の隙間に挟まってましたねぇ。
このムズムズ感、イライラ感が解消した時のスッキリ感は、
トイレに走り込み、ギリギリ間に合った、腹痛後のようだった。
しかし美味い!
昨晩も久々に食卓に。カドは皮も美味くいただける。
骨は慎重に。
他の魚と違ってアバラ部分の骨が、
メインフレームと一緒に立体的に取り外れる。
これも自然界が作り出す芸術作品だ。
人生の曲がりカドを走行中と思われるワタクシ。
カドをいっぱい食べて脱出したいと願う、この長い冬です。