くれる、って言われてもオレは、要らないとお断りする。
子供がいたずらで描いた絵みたいなの。
パブロ・ピカソの作品がそれだ。
なんでそんなに価値があるのか、芸術は解らない。
一般的にこの世界では価格が高いものが素晴らしいもの。
こんな疑問を常に抱いていたので、
実物を観なくてはとずっっつっつと思っていた。
チャンス到来。
ちょうど昨晩は秋保温泉に泊まり。
引き続き今日は午後から仙台市内のホテルでミーティング。
と言う事で本日午前中は時間あり。宮城県美術館へ。
え?こんな写実的なデッサン描いてたの?
さらに版画に陶器、多方面の芸術も学ばれた方だったのだ。
しかも物心ついた時には画家を目指していた。正統派。
絵も年月ににつれ作風がガラッと変わる。
作品の注釈を読まなければ理解不能。
音声ガイドを借りることにした。
理解しがたい作品だが、
音声ガイドを参考に、自分勝手にその絵のストーリーを作ってみる。
そうすると面白いもんで、何となく理解できちょいと楽しくなってきた。
はぁ!こういう風にみると良いんだな、って。
つまり芸術作品の楽しみ方が少し解かった感じがする。
自分が感じたままを受け入れれば良いのだ。
つまりバイクも同じ。
絵画と違って、残念ながら同じ作品しかないが、
車と違い芸術度が高い。
これが良い、やっぱりあっちだ。パワーは?足付性は?好みで選ぶ。
そして、このバイクでどこかを乗る。
帰ってきたらピカピカにワックスかけて。妄想を膨らませる。
ピカソの作品を鑑賞するのと同じ。
もっとバイクの芸術的な奥深さを提案しよう。
オレもいろいろ観て歩き、勉強しなくては。
今度は「秘宝 黄金伝説展」も開催される。
お金に執着する者♫として見逃せない。前売り券買わなくては。