自動的に?定期的に?頼んでもないのに届くトマト。
しかも今日は朝一番に。
ビッコでまだ開店準備中。
今度これ食ってみろ!
どうだ?この前のと比べて???
このスジ入ってて、お毛毛が生えてるのがうまいんだぜ!
・・・・・・・・・・また持ってきやがった。
要らぬ、と言えない状況。
確かにトマトは大好きだが、そんなに高級トマトばかり食ってられねーべ!
オレも食ってみっから、一個ちょうだい〜
商品食えねえんだ〜
はい、しぇんえん。
またヤツの罠にはまった。
んでも美味ーい!
何かと得する恵まれた容姿、イケメン。残念な人生を歩むワタクシ。
憧れだ、イケメン。
たまたまPCを眺めていたら、幼い頃に観たヒーローものがヒット。
その時代、よくもまあいろんな主人公ヒーローが誕生したもんだと感動。
自分も憧れ、虜になり、TVに釘付けになったもんだ。
そして観たのはマグマ大使。
当時はTVの前で、この番組始まるのをドキドキして待っていた。
ケネディ大使とは全く違う。当たり前か。
こんなにカッコいいっけ?超イケメン!
男のガキがいないからわからないが、
そんな年頃の良い子のみんなは、コレを見たらどんなリアクションするのか?
ダッサーい!かな?
ついでぬ魔法使いサリー(ちゃん)を見せたら大爆笑してた。娘たち。
毎晩、気を使って親子のコミュニケーションをとっている。
作業療法士という資格取得のため専門学校へ。
この春、無事2年生に進級できそうだ。
食う、寝る、スマホは相変わらずだが。
オレ宛の名で郵便受けに、莫大な授業料の請求書が入ってると思われる封書。
間違いない。
開封せず、他の郵便物のところへ元通りに置き直し。
最初に開封した人物が支払うはず。
その封書を持って居間に入ってきた女房。
カッターで開封して授業料の請求書を確認したらしい。
横目で見ていたワタクシ。
へっへへ、お前が払うのじゃ!!!
その後・・・
元通りに入れて何事も無かったように、オレの目の前のテーブルに無言で置く。
終了。
アイツは払う気が無いという事か・・・
女房が去った後、主人公の長女に八つ当たり。
「まだお前の高級授業料、オレ払わんなねぐなったどれ!!!」
言ってる自分の言動も虚しいことに気づく。
と、ののしってるものの、本人は頑張ってるようだ。
テーブルに置いてあったレポート。ちら見。
自分で書いたものらしい。
オレには絵の才能も無くこんな作品はできない。
なかなかやるもんだ。
まぁ、学校も楽しそうに行ってるし、高級授業料も仕方ないか。
不可欠の教育ローン。