世の中にいろんなスイッチがあるがコレもその一つ。
水冷バイクのファンスイッチ。
一定の温度まで高くなるとスイッチON、ファンが回る仕組み。
画像下の出っ張りが高温で膨張して伸び、接点が導通する。
機械物なので古くなれば壊れ、スイッチ入らずファンが回らない。
すると冷却水温度が上がり沸騰してオーバーヒート。
日常のメンテナンスでは、そこまで手が届かない。
水温計がついていれば、最近水温上がり気味、だったら要注意。
みなさんご確認くださいねぇ。
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年頃の娘さんを持つバイク乗りのお父さん
おらいの娘、結婚したいって言ってよ〜まだ未熟者のくせに.・・・
「反対はしないけど、賛成できない」って言うしかないのよ。
玉虫色な返答。
オレにも訪れるだろうこのシチュエーション。
オレは逃げて女房に任せようかな、ずるいヤツ。
イエスかノーかはっきりさせない日本人らしい言い回し。
相手に傷つかせまいと思う優しいはからいなのか。
憲法9条にとぶ。
集団的自衛権で賑わっている。
憲法は変えないけど解釈を変えるという論議。
・・・馬鹿馬鹿しい。
オレは叫ぶ!憲法かえろ!どうせアメリカが押し付けた憲法だ(いろいろあるが)!
こんな玉虫色の議論では日本へガソリン入らなくなる。
資源がない日本で一番大事なのは原油。原油の安定供給を海外から求めるには覚悟が必要。
つまりバイク屋の存在が危機!!!
もしくは大昔に戻り、農耕民族の島国として資源に頼らない日本を目指すか!
その時オレは自転車屋だ!
しかし世の歴史にあるように国内でも戦乱が繰り返されるだろう。
昨日イモ天へお買いもの。
当然、Kawasakiとネームが入った作業着で。
Kawasakiの文字が気になってだろう、
「お客さん、バイク乗るんですか!」
・・・まぁ・・・
「俺もニンジャ乗ってるんすよ!」と男性の店員。
・・・あっ、そう・・・
営業トークしたらいいかどう答えたらいいか、玉虫色の返事しか・・・
王選手のホームラン記録。
それに憧れたゴジラ松井の背番号。
意味深い数字である。
・・・どうでもいいか
昨日の修理。
400ccスクーターのクラッチシュー交換作業。
特殊工具が必要な箇所である。
20年のバイク屋経験で何とかなるべ、と事前の対策は講じていなかった。
予定ではこの部分だけの作業は30分で終わるはず。
次の作業も待ってるし急げ〜!
と分解してみたところ取り外さなくてはならないナットの大きさが半端でない。
55mmである。
げっ!!!緩める工具がない!!
あっちこっち電話をかけ工具持ってる???
そんな大きい工具使わないよ—
参った。作業ストップ。
しかしこのままではオレの職人としてのプライドが許さない。
オレの座右の銘、金がなければ頭を使え!!
結局大汗かいて半日格闘の末、見事作業完了。
かなり頭を使ってしまい、あとやる気モード無し。
いやぁ、もう少し考えて造って欲しいよね、メーカーさん!
愚痴の矛先はメーカーに。
しょうがない、次に備えて加工屋さんから造ってもらおうコレ用の工具。
さーて工賃いくらいただこうかしら???
5時間くらいかかったから¥30,000とはなりませんがねぇ。
車検にいくらかかる?修理にいくらかかる?部品代いくら?
当然のお客様の不安要素。
こちら側では毎日の仕事であり何のためらいもなくシステム的にいくらですとお答え。
作業内容でその作業時間が決まっており、1時間当たりの作業工賃をかける。
でたらめに工賃はいくらではない。
あれ、あっちのバイク屋の方が高いなぁ??
タイヤ交換工賃等はお客様もリアルに感じてる。
同じような修理で工賃がお店ごとに違う理由がある。
1時間当たりの工賃料金が違うためだ。
設備や立地条件等、店の運営のための経費が違うのも大きな理由。
ちなみに当店の1時間当たりの工賃は税別¥6,000。
皮算用で1日8時間働けば日給¥24,000、1年で250日働けば年収¥6,000,000。
おっ!バイク屋儲かる!!!しかし残念ながらそうそう作業があるわけでもないし、
工具を持つ以外の仕事が多々。
こんなことを考えながらボイラー修理を依頼。
まぁ予想通りの金額。
技術料が¥8,400とあるが多分実際の作業時間は30分くらいかな?
ということ1時間当たりの工賃は¥16,800。
いいねえ。
当店の単位工賃は開店時の19年前からずっっっっっと同じ金額である。
その間、車両がFI化が多くなり、診断装置等購入しないと修理できない現実。
経費がかさむ。
当店ももう少し単位工賃上げさせていただかないと。
その時はよろしくお願いしま—す。
工賃表の書き換えが面倒かな。
マニア向けご案内。
ファイヤーキングジャパンさんとのコラボ。
GPZ900RデザインのミルクグラスがKawasakiより販売。
一個一個手作りのMade In Japan。
当店には数個入荷。
早い者勝ちで。
今までも限定品について、
完売後に「まだありますか?」の問い合わせばかり。
¥4,200(税別)。
ワタクシ分で一個いただきます♪
バイク整備。
車検整備を含めた修理で日夜奮闘中。
予定通りであればこなせるも想定外の症状が発覚すると、
時間よ止まれ、になってしまう。
昨日も。
車検整備でリヤアクスルシャフトのグリスアップに取りかかる。
ぐっつ!ナットが緩まない。
工具が破損するか、ナットがなめるかの真剣勝負。
カチッとほんのわずかナットが回る。
この瞬間で勝負あり、オレの勝ち。
よーし!
しかしなかなか敵も手ごわいもんで、その後も悶絶しながら戦う。
闇夜に、ボルトをたたく甲高い金属音を響かせて。
やっと引き抜かれたボルトがこのように。
ボルト、ナットとも真白く、お化粧したかのようにパウダー付着。
グリス切れ。
みなさんも見ただけでスムーズな回転が得られないことがわかるんでは。
何回もご案内してるが、車検あるバイクはこのように、
車検整備点検で大病をある程度事前に防げるが、
車検の必要のないバイクは壊れてからのご相談が多い。
つまり高くついてしまう。
ご自分で検査場に持込み車検行かれる方も多いが、
検査をパスするのと、車検での定期点検整備を受診するのでは意味が違う。
安全に気持ちよく乗っていただけるようにと思っているのですがねぇ・・・