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All posts for the day 6月 6th, 2014

出かける機会も少なく、ネタ不足で毎日お見苦しいとは思いますが。
朝の30分という自分に課した持ち時間内で完結させないと。
ネタ切れで点火プラグの話を少々。
みなさんもコレの役割は何となくは解ってらっしゃるとはと思うが、
最近の実例をもとに。

修理で一番難しいのが「時々変になる」
バイク屋に持っていくと症状が出ない、よくある。
または数十キロ乗るとエンジンの調子が悪くなる。
常に出る症状は対応できるが、症状が現れないと難しい。
勘と経験で対処して、「乗って確認してみて」となってしまう。

今回は数キロ走るとエンジン回転が波打つようになり、安定せずスタートが困難に。
ZX-10R。
ん〜〜〜????
電気系が怪しい??ODOは13,000km。
確か点火プラグを新車から交換してなかったような??
プラグ交換作業は1日を要する困難な作業。なんでもっと簡単にできるように作ってくれないのよ!
それ以外をチェックしても異常はないような。
んじゃやってみっか。
結論、解決。エンジンあったまっても、数キロ走っても安定。
古いプラグを見比べてみても、焼け具合のバランスや優劣は判断できなかった。

その後、「60km/h以上スピード出なくなったことがあった」
ということは60km/h出る時もある。また難しい。
KLX250キャブ。15,000km走行車両。
プラグ交換してみっか?
新品との電極比較。矢印の先のヘソ部分。
古い方が出っ張りが少ない。
L型の側方電極の間に雷のような火花が発生し、混合気を爆発させる仕組み。
1分間に何千、何万回も火花を発生させ続ける。
エンジン(燃焼室)で高温にさらされ、電極が減ってくる。
中心電極が減るとL型の側方電極との距離も長くなり火花が弱くなる。
いかにも調子が悪く思える。
KLX250用のプラグは¥450/本(税別)
たったこれだけで調子が良くなる。
お安い消耗品。
みなさんもこの重要性、覚えておいてくださいませ!

火花で思い出した、久々にバックトゥザフューチャーを観たくなった。
冷たいBEERでも片手に。
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